2月
26
受動喫煙
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こんにちは。
厚生労働省が、受動喫煙の新たな防止策を打ち出しましたね。
禁煙を促すキャンペーンが謳われて久しいですが、昔はニコチンに染まった肺を見せるなど、喫煙者に直接アピールしていたように思います。
しかし、最近はタバコの煙が他の人に及ぼす受動喫煙、つまり間接的なアピールが多いように思います。
しかし良く考えるとこれは非常に合理的で、喫煙者よりも非喫煙者の方が人数は多く、しかも業界人でも医療関係者でもない一般の人が圧倒的に多いわけです。
その大多数の一般非喫煙者に日常感覚での「迷惑ですよオーラ」を放出させるわけですから、「あなたタバコ吸ってると病気になりますよ」と伝えるより、よほど効果的。
自分の事より、他人の心配をする善意に訴えたわけですね。
実際私の身の回りにも受動喫煙が広く認知されたころから、やめた人が増えました。
さらに、他人の迷惑を意識したタイミングでのタバコの値上がり(噂も含む)や、従来の禁煙キャンペーンが効果的になっているように感じます。
どこのデパートに行っても、清掃の行き届いたお店が多いです。しかし喫煙ルームに行くと、笑ってしまうくらい壁が黄色だったりします。「壁が変色するほどのニコチンが、あなたの体内にも入っているんですよ」と言ってるわけですね。
前述の理由から、禁煙を迷っている人にとっては強力な一撃かもしれません。
いずれにしても、愛煙家にとってさらに肩身の狭い時代へ突入しそうですね。
ちなみに私は喫煙者ですが、禁煙はまったく考えていません。もちろん私の喫煙スタンスは常にマナーモードです。